【感動して涙した話】やっぱり信じることだよ。やっぱり待つことだよ。子供は自分で成長する
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最近「信じて待つ」「幅を持たせる」という話をよくしています。
今日はその「子供に任せる」ことを続けることで
素敵なことが起こったので
それを書きたいと思います。
子供は素敵に育つ
この日、私の学校は掃除の時間に
クリーン大作戦
という掃除がありました。
全校で外の草むしりや落ち葉拾いを一斉に行うという
月一イベントです。
以前の学校でも「一斉草取り」という名前で
同じイベントがあったのですが
その時も子供はやる気になってもりもり草むしりをしていました。
今の学校でも
いつもと違う場所が掃除できると
張り切る子が多いのです。
しかし
そのクリーン大作戦(草取り)に参加できない児童がいます。
それが教室掃除の子たち
教室は毎日掃除しないとかなり汚れてしまいます。
なので
教室掃除の子どもたちだけは
残って教室掃除をします。
クラスの子は
教室掃除〈 外で草取りをしたい
という思考です。
なので
教室掃除は人気がなく
いつもなら先生が勝手に「よろしく!」って当てていくのですが
今回は
数名の子が
「先生。私たち教室掃除やってもいいよ」
「俺もやってもいいよ。」
という児童が現れました。
しかし
正直な話私は
「あれ?もしかして、サボる気か?」
「成長してきたしな。先生が見ている草取りより気楽な教室掃除を選んだか?」
と思ってしまいました。
しかし、他の子は外に行きたがっているので
「じゃあお願い」
と言い、私も外へ行きました。
その時、残った教室掃除の子同士が
ニヤッと笑ったことに
少しざわざわ感を覚えて・・・
しかし、私はその子たちに任せて掃除に行きました。
草取りが終わり
教室に帰ったら
目を疑いました
なんと
教室掃除だけでなく
全員分のランドセルと水筒、配布物が
全て配られていたのです。
その日は5、6時間目は音楽の授業で
体育館へ移動して授業。
その後はすぐに帰りの準備をしなければいけない日でした。
教室掃除の子どもたちは
それを知っていて
全員の帰る準備を済ませておいてくれたのです。
さらにすごいのが
この子たち
ニヤッとしたのは
お互い
教室掃除になって
みんなのランドセルや水筒を準備して
みんなをビックリさせてやろう!と
初めから考えていたようなのです。
教室掃除の子どもたちが
「みんなが帰ってきた時、帰る準備が全部できてたら喜ぶぞ〜!」
「みんなが帰ってくる前に完璧にするぞ!」
「いそげ〜〜〜〜!」
なんて笑いながら
楽しんで掃除をしていることを想像したら
泣けてきました。
めっちゃいい子に育ってるやん!!!
あの時
子どもたちのニヤッとした顔を見たとき
私が「やっぱり先生が教室掃除決めるわ」
って子供を信じなかったら
こんな感動は生まれませんでした。
信じてよかった。
待ってよかった。
本当にそう感じた瞬間でした。