「自由」と「自分勝手」を混同していませんか？自由に生きることを目指すために必要な考え方
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今回は
「自由」と「自分勝手」の違いをお伝えしたいと思います。
皆さんは、自由と自分勝手って何が違うと思いますか？
お母さんや先生、上司が
自分勝手にするな！
とか
あなたのは自由じゃなくて自分勝手よ！
とおっしゃるのは聞いたことがあるかもしれません。
もしかしたら、自分も「あいつは自分勝手だ・・・」なんて口に出していたり・・・・
今日は、その「自由」と「自分勝手」の線引きをしっかりお伝えします。
- 前回のブログの復習
- 自由と自分勝手を勘違いしている子供たち
- 先生も自由と自分勝手を勘違いしている
- 自由と自分勝手の違い 【自分勝手とは】
- 自分勝手な人の８つの特徴
- 自由と自分勝手の違い 【自由とは】
- クラスで考える自由と責任
- 自由を得るためのおすすめサイト、ホームページ一覧
前回のブログの復習
私のクラスには、席替えをする時には「席替えチャレンジ」なるものをクリアしなければ席替えができない仕組みになっています。
前回の席替えチャレンジの様子はこちら
その結果、席替えチャレンジを達成した子供たち。
達成したので
席替えの権利ゲットです！！
ということで
約束どおり席替えを行いました。
今回は、初めて「自由席替え」をやってみることにしました。
自由席替えというと
子供たちは大喜びです！
（写真はイメージです笑）
自由と自分勝手を勘違いしている子供たち
しかし
多くの子は
自由と自分勝手を勘違いしていていました。
子供たちが
なぜ「大喜び」しているかというと
自分勝手に席を決められると考えたからです。
仲の良い友達と近くになれる♪
自分の好きな場所に座れる♪
と思っているからです。
しかし、実際にやってみると、「自由」とはそうではないことが分かるのです。
詳細は後ほど・・・
先生も自由と自分勝手を勘違いしている
実は、先生も勘違いしている人が多いです。
私の周りでも、「自由席替えを行う」と言うと
ニノ先生。
それは危険です。自由になんて決めさせたら授業が成立しなくなりますよ。
勉強が苦手な子と得意な子をくっつけて・・・・
とか
何言ってるの？
私は絶対に自由にはさせないわ。リーダーが班には一人はいるようにしないとみんなが困るもの。もっと全体を考えて子供のいいなりにならずに・・・ブツブツ
なんて言われたりもしました。
それもこれも、
子供も自由を理解していない
先生も自由を理解していない
だから自由にやるのは危険なことだ、自由は特別だ
と思っているからこのような現象が起こるのです。
自由と自分勝手の違い 【自分勝手とは】
自分勝手とは自分の都合だけを考えて行動することです。
自分が得する、自分に都合が良い事を最優先して
考えたり行動したりすることです。
なので「お前は自分勝手だ！」言われても本人は何も気付きません。
「自分は自分が思うがままに自由に生きている。」と言っている人の中にも
自由と自分勝手を混同している人はいるのではないでしょうか？
それは対人関係にも現れ
自分にとって都合の良いと思われる人は大事にするけれど
自分の損得に関係ない人や自分に都合の悪い人のことは
あまり考えられないのです。
自分勝手な人の８つの特徴
こんな人が周りにいると要注意です。
また、自分自身がそうなっていないかを判断する材料にしても良いかもしれません。
- 頼みを聞いてくれそうな人を見極めるのが上手い
- 面倒事があるとすぐに責任転嫁しようとする
- 自分に非があっても認めず、反省しない
- 社交辞令や愛想笑いが多く、裏表がある
- 相手に応じて接する態度を変える
- 簡単に嘘をつく癖がある
- 自分の話は聞いてほしいと言うが、人の話は聞かない
- 思い通りにならないと不機嫌になる
自由と自分勝手の違い 【自由とは】
では、自由とはなんでしょうか？
自由に対してある偉い先生はこう言っています。
人は他人に迷惑を掛けない範囲で自由である。
それを言ったのはこの人↓
福沢諭吉先生。
そうです。
「自由」は「責任」と表裏一体。
自由を考えたら同時に、そこには「責任」が必ず発生します。
例えば、「仕事」の自由。
転職をしたい。自由にやりたいことををやりたい。そう思っている方は多いかもしれません。そうやって「自由に仕事をする」と言うことを考えた時には、必ず発生する「責任」があります。
「家族を養う責任」
「自分自身が生きていくためのお金を稼ぐ責任」などです。
その責任を受け入れ、それでも進む人が「自由な人」
逆に
「そんなの関係ない！俺がやりたいんだ！」と言う人は「自分勝手な人」と捉えることができるでしょう。
自由に行動する時に生じる責任を受け入れ、守り、進む人にこそ自由を手に入れることができると思っています。
なので、自由とは、その責任を果たせることが大切だと思います。
クラスで考える自由と責任
私は、クラスで「席替えをする目的」を考えました。
①席替えは、今以上に授業を集中して、ハッピーに取り組むために行う。
②席替えは、今まであまり仲良くなかった人と仲良くなるために行う。
この二つを席替えの目的としました。
そして、自由席替えの「責任」として
私が提示したのは
①全員が納得して席を決めること。
（意見が言える人、意見が言えない人もいる。
なので、意見が言える人は言えない人がいることを考え自分勝手にならないこと。
意見が言えない人は、その場で言えなかったら、後で何も文句を言わないこと。
そして、その場で「クラスのために」必ず本音を言うこと）
②じゃんけんをしないこと。
（運に任せないこと。全て納得いくまで話合うこと）
そして
自由席替えスタート！！
さて
結果はどうなったのでしょうか？
結果はこちら
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