【トラブルを解決する1番の方法】自分も相手も幸せにするという考え方
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この日
クラスで少しトラブルがありました。
些細なことから喧嘩に発展
小学生はたまにはあることなのですが
それがきっかけとなって
いい学びの場とできればと思いました。
トラブルが起きた時
先生がよくやってしまうことは
喧嘩が起きる
↓
当事者の話を聞く
↓
原因を探る
↓
事実確認をする
↓
どちらが悪いなどを判断する
↓
それを子どもに確認する
↓
謝るように促す
↓
謝らせる
↓
解決
というような手順を大体踏みます。
特にやってしまうのは
はやく解決しようとして
無理に謝らせたがってしまうことです。
するとこんなことが起こります
〇〇君が先に手を出しちゃったんだね。
じゃあ先になんて言うのかな?
「ごめんね!!!!!!!」
〇〇くんがごめんねって言ってるよ。
どう?△△君
「いいよ!!!!!!!!」
はい。次から気をつけようね。
これ
意味あります??
形だけは解決していますが
「ごめんね!!!!」
「いいよ!!」
の子供の声は怒りに満ちているのです。
子どもの気持ちは全然解決していません。
それで解決しているようにするから
同じトラブル
同じ子ども同士のやり合い
が起こるのだと思います。
でも
私も先生なのでわかります。
時間がありません。
教室には残り30名以上の子どもが待っています。
そのことも気にかかり
はやく問題を解決しようとしてしまう気持ちもすごく分かります。
私も同じです。
しかし、もし他の先生に入っていただけるのなら、時間が取れるのなら
まずは子どもが話をできる環境から
つくってあげるべきだと思います。
これは大人同士のトラブルでも同じです。
まずイライラしながら話をしても
自分のイライラを目の前の人にぶつけることで
解消するという選択肢しか見えなくなってしまいます。
なので最良の方法は
①落ち着くこと
が何より大切です。
ここを飛ばすと、この次は考えられなくなるので、絶対です。
子どもも、はやく解決しようとするのではなく落ち着いて話せるまでゆっくり待つことが大切です。
②事実確認
ここは、たしかに大切です。
しかし、子どもも私たちも事実と思っていたことが勘違いということがあります。
冷静になっていれば気付けるでしょう。
③相手のその時の気持ちを考える
ここがとても重要だと思います。
事実としてトラブルになったのは確かなのですが
なぜ相手は私にそのようなことを言ったのか。
なぜ相手は私にそのようなことをしたのか。
それを相手になったつもりで考えることです。
まさに「君の名は」的に
相手と入れ替わったつもりで考えてみるのです。
心理学やコーチングでは
「エンプティ チェアー」という方法を使うことがあります。
それはまたいつか書きたいと思います。
④これからのことを考える
これも、自分と相手になりきって考える必要があります。
もしここで(冷静になってから)
これからの二人の関係は
別に無くなっても良いと考えるなら
それでも良いと思います。
それに対して書いた記事はこちら。
しかし、冷静に考えて
この相手とはこれからも仲良くしていたい
関係を続けるべきだと判断するなら
どう行動をすべきなのか
という未来を考えさせることが大切だと思います。
原因追求も大切かもしれませんが
それよりも
この先をどうしていきたいかを考える方が
とても大切だと思います。
その時の一番いい方法は
「もし自分が相手だったらどうしてほしい?」
と考えそれを行動に移すことです。