努力は必ず報われるは嘘?!子供の努力をムダしないためにかけてあげたい言葉。子どもに努力の大切さを伝える時に必要なこと
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この黒板を描いた日の前日、私の学校では音楽祭の選抜オーディションがありました。
音楽祭でみんなの前で劇をしたり夢を発表したりする役回りです。
たくさんの子がオーディションに参加し、
演技をみて、演技が上手な子、やる気がある子をクラス全員が投票をして選出します。
もちろん、全員選ばれる訳ではありません。
ある子は選ばれある子は落選する。
シビアな世界です。
その中で、受けて落選してしまった子が悔しさのあまりボロボロ涙をこぼし嗚咽を漏らしながら泣いていました。
その子達の頑張りや努力をしっかり認め
結果よりも、それまでの過程を褒める事がその子達には大切です。
そして、その次の日に、この黒板を描きました。
私はあまり【努力は必ず報われる】
という言葉は好きではありません。
確かに、結果を出せた人は必ず人一倍努力をしているはずです。
だからこそ結果を出すことができるからです。そこは否定しません。
しかし、結果を出せなかった人は
努力をしなかったのでしょうか?
努力が足りなかったのでしょうか?
そんなことはないはずです。
今回落選してしまった子も必ず努力をしています。
もしかしたら、当選した子よりも頑張って練習をしていたかもしれません。
当選した子よりも選ばれたかったかもしれません。
必ずしも、自分のした努力が結果として報われる訳ではない。
私はそう思います。気持ち的には全員の努力が結果として現れて欲しいですが。
では結果が出なかった人の努力は無駄なのでしょうか?
そんなことはないはずです。
だからこそ私はこう答えます
【必ずその努力には意味がある】
努力が結果に表れたとしても結果に表れなかったとしても必ず意味がある。
例えば、頑張っていた時に仲間ができた。
落ち込んだ時に支えてくれたことで感謝ができるようになった。人の温かさを実感した。
最後まで諦めずに頑張れたことで自分に自信がついた。
やりきった達成感を味わうことができた。
結果がどうあれ必ずそこから得られることはあります。
どの子のどんな努力も素晴らしいものです。
どの子のどんな努力もかげがえないものです。
その努力に意味をもたせてあげるのは周りの大人の役目だと思います。
結果が出なかったから「もっと努力をしろ。」「次は頑張れ。」
と言うのか
「あなたの努力には意味がある。今回なにを得たのか考えてみよう。」
と言うのか。
「どうせできないから」
「可能性が低いから」
そうやって努力をしないで諦めることもできます。
「選ばれないことのが多いんだからやめておきなさい」
「出来ない確率の方が高いよ。そんなこと出来る訳が無い」
とやめさせることもできます。
しかし、
努力しなかったら見えない世界もあります。
うれし涙も悔し涙もたくさん流してください。そして、全てに意味があると考えてみてください。
そうすることで、必ず最後には笑うことができます。