【当たり前を当たり前に。自分の為により人の為に。人が本当に力を発揮する時を子どもに伝える。席替えチャレンジから伝えたいこと。】
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【当たり前を当たり前に。自分の為により人の為に。人が本当に力を発揮する時を子どもに伝える。席替えチャレンジから伝えたいこと。】
私のクラスでの月に一回の恒例行事。
それが、【ニノ先席替えチャレンジ】です。
席替えチャレンジの詳細はこちら
さて、こうやって
日常の中に楽しみと
楽しみながら授業ではなかなか教えられないことを伝えているのですが
普段は
「ハッピーを100個みつける」
とか
「ありがとうを100個みつける」
とか
「人の為に何かを100個する」
とか
「スマイル写真を100枚撮る」
とか
チャレンジ系の楽しい企画を考えていました。
しかし、今回のチャレンジ内容は
【2日間クラスの忘れ物0】
というチャレンジでした。
実は、わたしのクラスは4月からいままで
一度も忘れ物が0になった事がありません。
毎日誰かが
何かを忘れてくる。
忘れてくるのはほぼ決まっている子なのですが
それでも忘れ物は0にはならない。
いままでのチャレンジは
「協力すれば成功可能」なものばかりでした。
悪く言うと
「一人が怠けていても、周りが頑張れば成功できる」
ということです。
それはそれで素敵な集団です。
しかし、私は
自分がせっかく出会った子どもたち全員が
周りの人のことを大切にして行動できる人になって欲しいと願っています。
それは理想なのかもしれませんが、思っています。
だから今回は、「自分の与えられている役割という当たり前のことを、当たり前にすることだってクラスの為になる。」ということを伝えたかった。
また、「自分が自分のことを頑張るだけで周りの人の為になっている」と感じる経験をしてほしかった。
そういう思いがあり今回は
それぞれが同じだけ考えて行動する課題を設定しました。
私は
【人は、自分の為より人の為の方が物凄い力を発揮する】
と思っています。
もちろん、それは人それぞれなのかもしれませんが
【大切な人の為】になら本気になれる
という経験は誰しもあると思います。
そんな風に、【誰かのために】と動いている時私は幸せを感じます。
これが「貢献感」というやつです。
でも、その「貢献感」を得るために
〇〇をしなければならない
とか
自分のことを削らなければならない
と思っていると
それが苦痛になってしまいます。
そんな大きなことなんてしなくてもいいのです。
自分のやるべきことを
しっかりと行うことだって
必ず誰かの為になっているものです。
今あるこの命をしっかり使うという
当たり前だって
自分の親や祖先の為になっているのだと思うのです。
大きなことをいきなりやるのではなく
まずは目の前の自分が動けば変わる世界を全力で変えてみる。
すると、幸せは見えてくるのだと思います。
このチャレンジをしたことで
果たしてまだ一度も忘れ物0になっていないこのクラスが
どうなったのかをまたお伝えします。