【行動科学から読み解く】子供が勉強をしないでゲームをする理由。子供が勉強しないのは「やる気」「本気」「モチベーション」のせいではかった
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子供が全然勉強をしない。
子供がゲームばかりしている。
受験生なのに全くやる気になりません。
そんな悩みを抱えているお母さんは多いと思います。
LINE@からも
そのような質問がよく送られてきます。
その中で私が伝えるのは
「それは、”お子さんのやる気がないから”という理由ではないんですよ」
ということです。
習慣化や目標達成が得意な私は
「やる気」や「モチベーション」をあまり過信していません。
なぜかというと
そのやる気は「一過性」だからです。
もちろん、物事を始める時には爆発的なパワーが必要なので
やる気をアップさせることが大切なのですが
勉強や仕事、目標達成に至っては
その後の「続ける」ことが最も重要なのです。
では、「やる気」が問題ではないとしたら
何が子供を勉強へ向かわせないのでしょうか?
それは、子供の大好きな「ゲーム」を紐解いていくと
勉強へ向かわない「原因」が見えてきます。
さらに
どうしたら勉強をするようになるのかという
「対策」がわかります。
人間が行動することには「原理」がある
実は、人間は、ある条件が揃うと行動し
その行動を続けることがわかっています。
それを論理的に説明したものが
「ABCモデル」という概念があります。
簡単に説明すると
A(先行条件)行動直前の環境
↓
B(行動)行動・発言・振る舞い
↓
C(結果)行動直後に起きた環境の変化
という流れで行動が起きます。
詳しく説明すると
「先行条件」とは人が行動をとる直前の環境や
行動のきっかけとなる目的、ゴール、締め切りなどのことです。
この ABCには、明確な因果関係があり
矢印の通り
B「行動」はA「先行条件」に影響され
C「結果」はB「行動」に影響され
A「先行条件」はC「結果」に影響されます。
つまり、
目的(A)のために行動(B)をした時
望ましい結果(C)が得られれば
その行動(B)を続けようとしたり
さらに高い目的(A)を考え行動します。
少し難しくなってきましたね笑
これをゲームに当てはめると
ゲームがいかに子供を惹きつけるのかがわかります。
分かりやすくドラクエで話をします。
ゲームの場合
A自然と先行条件が発生することが多いです。
(草むらを歩いていたら敵が飛び出す)
↓
Bそれに対して行動をとる
(相手を倒そうと攻撃をする)
↓
Cその結果をすぐに受け取る
(倒した場合経験値ゲット、お金ゲット)
すると、
その結果が望ましいと
またゲームを続けることになります。
上の例は戦いに勝った場合ですが
ゲームの素晴らしいところは
負けてもこのABCモデルがいつまでもぐるぐる回ることです笑
ゲーム会社の人はすごいですよね!!
負ける場合
(草むらを歩いていたら敵が飛び出す)
↓
それに対して行動をとる
(相手を倒そうと攻撃をする)
↓
その結果を受け取る
(負けると悔しい、レベルを上げたい)
・・・これが次の先行条件Aとなり
次は自ら草むらを彷徨うようになる。
ゲーム恐るべし・・・・
ということは
このABCモデルを使えば
子供が
「ゲームを楽しむかのように勉強を楽しむ仕組みができる」
ということです。
次回は
勉強はABCモデルの
どれが欠けているのか。対策は何かを書きたいと思います。
続きが木になる方は
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