学校が楽しくない人。学級経営で悩んでいる方へ。クラスが最高に楽しくなる方法〜行事を使い、想像力を使い、共有する〜
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みなさんは「学校の行事」と言ったら何を思い出しますか?
私自身もそうですが
授業のことなんてそこまで覚えていないですが
「運動会」「文化祭」なんかは結構覚えていたりしませんか?
小学校だと
「運動会」「林間学校(宿泊研修)」などが思い出に残る行事に挙げられます。
そういう行事ごとに本気になれたクラスは
クラス自体が楽しく、雰囲気が良いクラスになると思っています。
私も、「行事」は大切にしています。
学校には大きな行事だけではなく
「ドッジボール大会」とか「学級対抗リレー」とか
クラスだけで動くことのできる行事
もたくさんあります。
その時に
「どれだけクラス全体の行事に向かう気持ちを高め、子供達自身で行動していく環境を準備できるか」
を大切にしています。
今まで、私の学校では
「学級対抗」と言われる行事が2つありました。
それが春先に行われる「ドッジボール大会」
夏に行われる運動会種目「学級対抗リレー」
決して運動神経が良い学級ではありませんでしたが
どのクラスよりも話し合い、どのクラスよりも練習をして
両方とも優勝をしました。
(ここで大切なことは、絶対に教師が主導にならないこと。教師が練習を「させる」と、義務感を子供が感じ、たとえ優勝したとしても団結力は深まりません。全ては子供が主導。教師の役目は見守ることです。)
日々の生活もありますが
クラスが2学期の終わりに平均満足度94、5点だったのは
この行事への取り組みも大きかったのではないかと感じています。
そして今回
学級で動ける最後の行事
がもうすぐやって来ます。
それが
「長縄大会」です。
他のクラスには申し訳ないですが
うちのクラス、長縄本気です。
長縄って運動神経が良くない子にとっては
かなり恐怖です。
でも、苦手な子も
本気になっています。
それは「教師がやる気にさせた」のではなく
「自分からやる気になった」からこそ
本気になれるのではないかと思っています。
そのために私がしたことはたった一つです。
それは
未来を想像させ
その想像を共有した
ことです。
目標達成の観点から言うと
想像は3つのことを想像するとよいです。
①最高の結果と、それを手に入れた時の気分、雰囲気を想像する
②最低の結果と、それを手に入れてしまった時の気分、雰囲気を想像する
③最高の結果になるまでの練習や準備をしている姿を想像する
その3つをクラス全体で共有をします。
そして、その中で「真の目的」と「目標数値」を決めます。
「真の目的」・・・勝った負けたではなく、これをすることによって何を達成したいのか。なぜ優勝したいのか?
「最高のクラスだった!」「1年間本当に楽しかった」「来年はどんなクラスになっても、どんな担任の先生になっても自分たちでクラスを作っていける」と言う思いになること
「目標数値」・・・遠すぎるわけでもなく近すぎるわけでもない。頑張れば手が届きそうな実現可能な数的目標
得意な子チームは3分間で400回、ちょっと苦手チームは3分間で300回
こうやって子供達と一緒に決めていくと
子供達は自然とやる気になり、動き始めます。
本番はまだ先ですが
これからが楽しみです。