【子どもの育て方。幸せな子供に育てる子育てとは。子供の人生と自分の人生は違うことを意識すると子供が輝きだす】
メルマガに登録すると3ヶ月で13万円の
「やりたいことを形にする」講座
はじめてらすの講義動画を無料でプレゼント中
~人気記事はこちら~
・ハッピー黒板誕生秘話
・褒めない叱らない教育を
・いなくなって初めてその人の本質
・1年最後の日。子供との涙の別れ
私は教員でありながら、
「子どもは勝手に育つ」と考えています。
そして
人は誰も「他人の心を変えることはできない」とも考えています。
それがたとえ教師と子どもの関係であっても。
それがたとえ親子の関係であっても。
例えば、勉強をしない子どもがいたとします。
目の前の「勉強しない」という【行動】だけに目を向けるのであれば
その行動を変えることは容易でしょう。
「勉強しなければ怒る」
「勉強が終わるまでご飯抜き」
「勉強をしたらゲームしてもいい」
「勉強したらすかさず褒める」
罰やご褒美をちらつかせ
子どもの「行動」を操ることは可能です。
しかし、それでは「今の行動」は改善できても
子どもの「心」までは変わりません。
見かけでは「勉強をする」子どもに見えていても
「怒られないために」勉強する
「ご飯を食べるために」勉強する
「ゲームをするために」勉強する
「褒められるために」勉強する
「お母さんに愛されるために」勉強する
という思考になってしまいます。
すると
怒られなければやらない
先生が見ていないところではやらない
親が見ていないところではサボる
褒められなければやらない
のです。
行動だけを変えるのは一番手っ取り早いです。しかし、一番手っ取り早い方法というのは、一過性で続かないものです。
そしてその効果が切れた時に
「何回言ったらわかるの?」
「前にも行ったよね?」
となってしまうのです。
しかし、これは、私にも経験があります。
忙しくてじっくり付き合える余裕がない。
自分から勉強するようになるまで待っている間に手遅れになってしまうんじゃないかと不安になる。
子どもが変わっていく姿をすぐに見たくなってしまう。
そんな風に思えてしまい
ついつい「ご褒美」「叱る」ことをしてしまいます。
大切なのは大人が「行動」を変えることではありません。
大切なのは、子ども自身が「行動したい」と思い動き出すことです。
しかし、
子どもは育てるのではなくて育つのです。
勝手に育ちます。
しかし、勝手に育つためには条件があると思います。
子どもが素敵な花を咲かすことができるようになるには、
「栄養ある土壌」が必要になります。
その「土壌」とは
一番身近にいる大人、つまり教師や父親や母親です。
そして、「栄養がある」というのは
「幸せそうに生きていること」が重要だと思います。
「なんで先生そんなに楽しそうなの?」
「だって楽しいんだもん」…。
会話になっていないのですが(笑)
そんな会話が大切なのではないでしょうか?
一番身近な大人が
幸せそうに生きているのを見て
子どもが物事は楽しいととらえれば
「すべてのことが明るく楽しくなる」と
私たちを通して知ることができるのです。
ところが、一番身近な大人が不平不満、愚痴泣き言、悪口、文句を言い続けていると
子どもはそのように物事をとらえるようになると思います。
だからこそ、
子どもに「勉強を自分でする子どもになってほしい」
と思っていたらわたしたち大人が「勉強を楽しむ」ことです。
「先生も勉強しててさ〜!めっちゃ楽しいんだよ!」
「こんなこと勉強しちゃって!ちょっと聞いてくれる?」
って。
「お母さん勉強したいから早くご飯食べちゃって!」
「お母さん今から本読むからテレビ消してよ〜〜!」
「ただいま〜!よし!今日は早く帰ってきたからお父さんも勉強しよう!」
って。
「忙しいからできないよ」
「勉強って。もっとやるべきことがあるよ!」
と思っている方がいるかもしれません。
しかし、その言葉
そっくりそのまま子どもが思っていることだと思います。
「友達と約束してるからできないよ」
「ゲームしたいし勉強よりもっとやるべきことあるし!」って。
自分ができていないことは
子供に押し付けても難しい。
大人と子供では環境は違いますし、大人の方が忙しいのは十分わかります。
私も、忙しくて家に帰るのが遅くなり家事ができないこともたくさんあります。仕事が詰まっていてミスすることもたくさんあります。
それでも、心の片隅に「姿で子供に見せよう」と思っています。
子どもは「華」です。
私たち身近な大人は「土壌」です。
私たち土壌が「楽しくない」「勉強はしたくない」「自分の人生こんなもん」
そんな幸せのないスカスカの栄養しかなかったら
そこに咲く「華」もそうなって当然です。
親(土壌)はどう頑張っても子ども(華)にはなれないのです。
子どもの人生を生きることはできません。
私たち土壌は
私たち自身が栄養を蓄えなければなりません。
それが「自分自身が幸せに生きる」こと。
私もまだまだですが
そんな考えのもと、子どもから吸収し
自分が勉強を楽しみ、成長する姿や幸せに生きることで
子どもを幸せにできたらと思います。