新学期前に担任の先生が準備するべきことと新学期に話すべき内容
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2020年がスタートしました!
このブログでは、
「担任の先生は何を準備したほうが良いのか」
「何も準備していなかった先生でも間に合う話すべき内容」
についてお伝えしていきます。
- 長期休みは時間を有効活用できる
- 新学期前にやるべき自分を成長をさせる行動①「読書」
- 新学期前にやるべき自分を成長をさせる行動②「今までやってきていない新しい体験」
- 新学期前にやるべき自分を成長をさせる行動③「新学期にやりたいことを書き出す」
- 子供を成長させるための行動①「教室を綺麗にする」
- 子供を成長させるための行動②「黒板をかく」
- 担任の先生が新学期に話すべき内容
長期休みは時間を有効活用できる
教員をやっていない方からすると
「冬休みや夏休みは子供と一緒に休みなんでしょ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
そんなことはありません。
仕事は対子供だけではなく
色々な仕事があるのです。
詳しくはこちらの動画にまとめてあるので、よかったらご覧ください。
先生になりたい人必見!現役教師がぶっちゃける「先生になるメリット・デメリット」〜デメリット編〜
しかし、子供がいる時よりも大幅に仕事量は少なくなります。
その時にリフレッシュする時間をとる
ということも大切ですが
それだけではなく、新学期のための準備をしていくことが大切です。
準備の大枠は2つです。
①自分を成長させるために使う
②新学期の子供たちを成長させるために使う
これからその2つのことについて話をしていこうと思います。
新学期前にやるべき自分を成長をさせる行動①「読書」
子供は常に成長しています。
それなのに、担任の先生は全く成長していなかったら・・・
相対的に先生の魅力は下がっていきますよね
その魅力を上げることとして、一番手っ取り早いことが「読書」です。
自分の好きなジャンルの本も読むのも良いですが、オススメは子供目線で人気があるジャンルの本も読んでみることです。
子供の話についていくことができるだけではなく
「今の子供はこんなものが好きなのか〜」と共感すること、子供に近づくことができるのです。結構オススメですよ。
新学期前にやるべき自分を成長をさせる行動②「今までやってきていない新しい体験」
これも自分自身の魅力を上げる効果があります。
別に子供に先生の冬休みにやってきた自慢をしろというわけではありません。
新しい体験は自分の脳を活性化してくれると同時に
自分自身のモチベーションも上げてくれます。
そして、自分の思考や考え方を広げることができます。
すると、子供に対して広い視野を持って接することができるのです。
新学期前にやるべき自分を成長をさせる行動③「新学期にやりたいことを書き出す」
本を読み、新しい経験を行ったら頭の中に
「こんなことを子供に話してみたいな」
「こんなことをしたら楽しいだろうな」
「こんなことを試してみたいな」
ということが頭に浮かんでくるかもしれません。
それを「紙に書き出す」作業が
新学期を充実させてくれます。
なぜ紙に書き出した方が良いかというと、
長期休み中と学校がある時では
流れる時間のスピードが違いすぎるからです。
新学期前のゆったりした時間の中で思いついたことでも、新学期が始まってしまい、怒涛のようにやるべきことが押し寄せてくると
そのやるべきことに思考が埋め尽くされてしまうのです。なので、必ず私はやりたいことリストを紙に書き溜めておきます。
そして、新学期の隙を狙って
やりたいことリストから選抜して行うことを意識しています。
このリストがあるだけで新学期へのワクワクした感覚をもつことができるのでオススメですよ。
子供を成長させるための行動①「教室を綺麗にする」
長期休みに入ると、基本的に子どもたちも先生もなかなか教室に行かなくなります。
すると、机の上や教室の隅には埃が溜まり汚くなります。
私はそれをまずは綺麗にすることを心がけています。
もちろん、新学期には子供と一緒に掃除をするのですが、それに加えて
子供を迎え入れるために準備をします。
あまり時間がない場合は
机の上を拭く、床をほうきではく程度はした方が良いと思います。
なぜ掃除をした方が良いかというと
「割れ窓理論」という理論があるからです。
割れ窓理論とは次のような説である。
治安が悪化するまでには次のような経過をたどる。
建物の窓が壊れているのを放置すると、それが「誰も当該地域に対し関心を払っていない」というサインとなり、犯罪を起こしやすい環境を作り出す。
ゴミのポイ捨てなどの軽犯罪が起きるようになる。
住民のモラルが低下して、地域の振興、安全確保に協力しなくなる。それがさらに環境を悪化させる。
凶悪犯罪を含めた犯罪が多発するようになる。
したがって、治安を回復させるには、一見無害であったり、軽微な秩序違反行為でも取り締まる(ごみはきちんと分類して捨てるなど)。
警察職員による徒歩パトロールや交通違反の取り締まりを強化する。
地域社会は警察職員に協力し、秩序の維持に努力する。
などを行えばよい。
Wikipediaより
小さな教室の乱れは、大きな乱れの抑止にもなります。
荒れている学校は、まずは掃除から始めた方が良いと言われるくらいです。
子供を成長させるための行動②「黒板をかく」
時間がある長期休みだからこそ
少しだけでもいいので、手の込んだ黒板を描いてみてはいかがでしょうか?
小学生だって、中学生だって
先生が何か描いてくれたら嬉しいものです。
別に「せっかく書いたんだから読め!!」みたいな押し付けをしなくても良いのです。
みたい人だけ見てね。
でいいんです。
子供が新学期学校に来るとき、
「あ〜。学校始まっちゃたな。嫌だな」
と思う子も少なくありません。
そんな時に、黒板をみて少しでも元気になれたらいいですよね。
担任の先生が新学期に話すべき内容
子供との信頼関係を崩してしまう
新学期に入って担任がやってしまう大きな間違いがあります。
それは・・・
「新学期始まったんだからシャッキとしろ!!」
「休みモードが抜けとらん!!」
「まだお正月モードか!!」
「しっかりしなさい!!」
といきなりトップスピードで走らせようとすることです。
しかし、いろんな先生は
「新学期のスタート3日が大事だ!そこでだらけないようにしないとあとが大変!」
とか言います。
しかし、それはかえって子供との信頼関係を崩す結果になります。
一昔前の先生絶対主義の時代であればそれでもよかったかもしれませんが、今の時代には合わないように感じます。
そこで大切なのが
子供の心に寄り添う声かけ
です。
イメージでは「スタートダッシュ」よりは、
「準備運動して、軽くランニングしてからダッシュするのに備える」です。
「冬休みどうだった?楽しいことあった?」
「だらだらしてた〜?だらだらするのもいいよね〜」
「新学期始まったね〜。」
という話から
新学期始まってからの行事予定や、子供が楽しみにしていることなどの日にちを確認していき、子供の心を学校に対するワクワクを高めます。
そして
「いいかい。新学期スタートはスタートダッシュはしてはいけないよ。いきなり張り切ってやろうとすると、途中で疲れちゃうからね。今週1週間くらいで、学校モードに徐々に切り替えて行こう」
と、伝えると、子供も焦らず準備ができます。
いかがでしたか?
少しでも参考にしていただけたら幸いです。
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