「初めて国語が楽しいと思った!」と子どもから言われた「承認」を使ったYouTube講演家鴨頭さんから学ぶハッピールール
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「先生!めっちゃ楽しかった!次の時間も国語やろ!!」
「初めてこんなに楽しいと思った!」
「明日国語無いやん。最悪〜。」
そんなハッピーに包まれた国語の授業がつい先日生まれました。
私自身とても楽しい授業だったので、それを紹介しつつ私の思いを伝えたいと思います。
- 前日の授業は最悪
- 最悪な授業の中、ある奇策に出ました。
- 先生だけが頑張っても授業は楽しくならない
- 鴨頭さんから学ぶ「承認 」を使ったハッピールール
- 子供に提案した新しいルールとは
- 「いいね!」ルールをやった結果
前日の授業は最悪
その前に、その前日の国語の授業の様子をお伝えします。
授業は給食後の六時間目。
何を質問しても、子供の反応が薄く、姿勢が悪く、挙手もパラパラ。
手を挙げる子は決まった子。
先生と、数人の子で進む授業。
もう、違和感でしかありませんでした。
何とかその雰囲気を変えようと、ペアで話し合いをさせたり、発問の仕方を変えたりしました。
しかし
何ともなりませんでした。
最悪な授業の中、ある奇策に出ました。
「う〜〜ん。今の先生では、みんなをハッピーにする授業できないわ。ごめん!」
と言ってみました。
一方的な授業をしても一時間は一時間。私も高校、大学時代など
生徒が何をしていても進む授業を受けたことがあります。それをやろうと思えばできるのですが
私はそれがしたくなかったのです。
先生だけが頑張っても授業は楽しくならない
私は、「授業は先生だけが張り切ったり頑張っても、うまくいかない」と思っています。
同じ目線に立って、「いいクラス、いい授業を作ろう」と先生も子供も思っていなければできないと思います。
そのことを書いたのがその日の黒板です。
授業は先生が作ってくれると思うのではなく
「授業は自分で作るんだ」
と子供が思うしかけが必要だということです。
なので、子供と一緒に考えることにしました。
「どうしたらみんなハッピーな授業ができる?特に発言する人が限られてるからさ。みんなはどうしたら授業が楽しくなる?楽しく授業できる方法教えて〜〜!」
そこで、話題は「どうしたらハッピーな授業ができるか」
特に
「発言しない子がどうして発言できないか」
その中で、発言できない子供は
「聞かれている内容はわかるんだけど、自分の答えに自信がないから手があげられない」という人がほとんどだということがわかりました。
そして、
「友達と同じ意見だったり、その意見いいねって言われたら発言できる」
ということがわかりました。
鴨頭さんから学ぶ「承認 」を使ったハッピールール
まず、鴨頭さんってだれ?って方に、鴨頭さんをのことを少し紹介します。
登録者83万人以上のYouTube講演家の方です。
気になる方はYouTubeで「鴨頭」と検索すると、一番でヒットします。
有料の講演内容をほとんどYouTubeで無料で流している異色の講演家の方です。
くわしいプロフィールは、こちらをご覧ください。
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子供に提案した新しいルールとは
そこで、あるルールを子供達に提案しました。
それは
参加したコーチング講座で講師の方がやられていたことで
上にもあげた鴨頭さんが行っている承認のルールでした。
その空間にいきなり入った私は
少し恥ずかしさと戸惑いがありました。
しかし、
やっていくうちにとても楽しくなったので
これを教室でもやってみよう!と行ったものです。
それがドンピシャ!!!
そのルールは
「いいね!」です!
「先生!めっちゃ楽しかった!次の時間も国語やろ!!」
「初めてこんなに楽しいと思った!」
「明日国語無いやん。最悪〜。」
と子供に言われた
国語の授業のしかけとは
「いいね!!」
です。
「それぞれの考えをみんなで認めあえる空間を作る」
私は、どんな意見だって
「正解、不正解はあることはあるが、間違っていない」と思っています。
だからこそ、どんな意見にも勇気を出して伝えてくれたら「いいね!」と言うです。
どのように行うかというと
自分の意見を隣の子に紹介するときには
いいな〜と思ったら
「せーの」と小声で言います。
そうしたら、二人で両手で(いいねサインを作って)
全力で「いいね〜〜〜〜〜〜〜!!!」
と言い合う。
以上です。笑
全体での話し合いでも
前の子の意見を受けた内容を話したり
勇気を出して発表したり
ちょっと間違った答えが出たり
ナイスな発言があったら
すかさず誰かが「せ〜の」と言い
みんなで
「いいね〜〜〜〜〜!!!!」
「いいね!」ルールをやった結果
もうこれが盛り上がって盛り上がって
普段発言しない子もバンバン手が上がりました。
俺が言いたい!私が言いたい!
君の意見いいね!
あなたの意見いいね!
意見は君と違うけど、その意見があるから授業が盛り上がるからいいね!
そんな空気が生まれました。
「いいね」を言いたいから、人の話を真剣に聞く。
「いいね」をいってほしいから自分の考えを真剣にノートに書く。
さらに、勉強が苦手な子は「いいね」を全力で言うことで、みんなに
「そのいいね!がいいね!」「盛り上げさんきゅ〜」と言われるのです。
しかし、やっている内容は
その前日のどんよりした国語の内容とほぼ一緒なのです。
大したしかけでもないですが
私自身も全力で「いいね!」ってやりますし
「お〜!これは出ちゃうんじゃない?」と乗せながら子供にジェスチャーで(せーの)と言わせる合図を出すとか盛り上げるました。
やはり、授業はキャッチボール
先生だけやる気
生徒だけやる気
ではいい授業は作れない。
それを実感した授業でした。
なんか、大阪の「ハッピー先生」こと金先生の
「正しい教育」より「楽しい教育」
の意味がわかった気がします。
その日の黒板がこちら
私自身も、良い情報を世の中に撒き散らそうと
YouTubeを始めました。応援していただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
勉強嫌いがこれを見たらやる気MAX!なぜ勉強をするのか!現役教師が語らない理由