「誰も見ていないから」→「誰も見ていないからこそ」に変える。信頼される人になるために。心に徳を積む。
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世の中には、同じことをしても周りの反応が違う人がいます。
例えば、同じ失敗をしたとしても
「大丈夫?手伝えることはある?」
と声をかけてもらえる人もいれば
「自業自得だ」と笑われる人もいます。
見向きもされない人もいるでしょう。
それは周りが贔屓しているのでしょうか?
それは周りの人が悪いのでしょうか?
わたしは違うと思います。
同じことをしても周りの反応に違いがあるのはなぜでしょうか?
それは、その人の「人間力」にあると思います。
人は弱いものです。
子どもたちもそうなのですが
「だれも見てないからまぁいいや」
と思ってしまうことがよくあります。
それは大人の私たちでもありますよね。
今日、落ちているゴミを見て、全て拾ってゴミ箱に捨てた人は何人いるでしょうか?
ポイ捨て
や
ちょっとしたズル
「ちょっとくらいなら」
「誰にも迷惑かからないだろう」
「誰かがやってくれるだろう」
そんな気持ちは良く出てきます。
子どもたちも同じです。
トイレのスリッパを整頓する労力よりも
「誰も見ていないし」
が勝ってしまう。
クラスにゴミが落ちていたとしても、拾う面倒さよりも
「誰かがやってくれるだろう」
が勝ってしまう。
宿題をやっていなくても「やったけど家に忘れてしまいました」と嘘をついてしまう。
しかし、その心は、その人の内面は
誰が見ていなくても、バレていなくても
内面から滲み出てくるものだと思います。
あー。この人は、誰かに見られていないと何もしない人だな。
この子は、先生の前ではいい格好するけど、誰も見ていなかったら違う顔があるな。
そういう人は周りから見ればすぐにわかるものです。
逆に
誰も見ていなくてもスリッパを整える
誰も見ていなくてもゴミを拾う
誰も見ていなくても自分が良いと思うことをする。
その心は、誰に見られていなくても、褒められなくても
自分からアピールしなくとも
内面から滲み出てくるものだと思います。
それが、人間力
それが、徳
それが、信頼
に繋がるのだと思います。
そんなとき、わたしはよく子供にこう言います。
先生や周りの人のことをごまかすことはできます。嘘を突き通すこともできるよ。
もちろん先生も、みんなの言ったことを信じるから、嘘をつこうと思ったら全然できると思うよ。
でもね、誰にもバレていない。誰もわからない。
そう思っていても絶対に嘘がばれちゃう人がいる。
全てを知っている人
それはね
「自分自身」だよ。
自分自身は全て知っちゃってるからね。
先生は、自分を嫌いになる人はなかなか幸せになれないと思っている。
自分を嫌いになるようなことを減らして
自分のことを好きになる行動をたくさんしていこうね。
そんなときは
「誰もみていないから」いいや
ではなく
「誰もみていないからこそ」やろう
という思考に変えてみると
誰もみていないことでやる気になります。
そして、それが人間性に繋がるのだと思います。