忘れ物は個人の問題??忘れ物をお題にチームで考える身近な問題解決型の勉強。
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最近、クラスの忘れ物に関する記事をたくさん書いています。
最初50個あった事件的忘れ物の数から
徐々にみんなで減らし始め、最終的に8個にまで減りました。
しかし
事件が起きました。笑
忘れ物の変遷
50個
↓
26個
↓
18個
↓
8個
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
11個
(まぁそういうことあるよね〜!明日は気をつけようね〜)
↓
↓
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↓
19個
ふ、ふ、増えとる!?
みんな忘れないようにしているのに増えとる?!
しかし
忘れ物をした人の数は減っている!!
え?どういうこと??
つまり
忘れ物をする人が
たくさんの個数忘れてくる。
ということです。
そうなってくると
クラスにこんな空気が流れてきます。
「あいつのせいで忘れ物増えたやん」
「俺はしっかり持ってきてるのに、何やってんの?」
「ちゃんとしてくれよ〜」
もちろん口にはだしていないですが
明らかにそんな空気が流れる。
しかし
そこで終わってしまったら
今までなんのために忘れ物を減らそうと頑張ってきたかわからない!
「これは、新たな学びのチャンスだ!!!!!」
と思い、こんな話をしました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
先生「みんなさ、特に忘れ物をこれまでしていない人たち、頑張って忘れ物をなくそうとして忘れなかった人たち。
今日、忘れ物をした友達に対して『なんで忘れ物すんの?』『ちゃんとやれよ』って思ってない?
確かにわかるよ。
自分たちは、忘れ物50個から0になるように
家で確認とかしてきたんだもんね。
忘れた人もそれくらいやってこいよって思うよね。
でもね
そうやって、思っているだけでは、現状変わらないよね。
ここで一個勉強しよう。
今は、忘れ物とか勉強とか「個人の責任」だと思っているでしょ?
『自分は忘れてないから大丈夫。忘れるのは、忘れた奴が悪いし責任をとる』って。
確かにそうなんだけど
みんなが
大人になった時の話をするね。
みんなが大人になった時
実は、チームで動くことが非常に多い。
じゃあそんな時
「あいつが忘れたからあいつが悪い」で済むかな?
例えばA君はサッカー選手になりたいんだよね?
A君が夢を叶えてサッカー選手になったとしよう。
A君は1試合で10点とった。
しかし、11点取られてしまった。
さて、チームは勝てたでしょうか?
その時、俺は10点とったんだから、悪くない!
周りが悪いんだ!って言ったら、チームは強くなったり、負けが勝ちに変わるでしょうか?
サッカーだけじゃない。
会社もそう。
B君が会社に入って、月に100万利益を上げたとしよう。
しかし、ある人が月に赤字500万出したら
会社はどうなるでしょう?
「俺は100万利益あげたんだから俺は関係ない!
お前ら頑張って利益出せよな!」と言ったら、マイナス400万円がプラスになるでしょうか?
ならないんだよね。
もし、このクラスが一つの会社だとして
「俺は忘れ物をしていないんだから関係ない!」
「忘れた奴が悪いんだからなんとかしろよ!」
と言ったら、忘れ物が減るでしょうか?
これは、いいチャンスです。
子供の頃から大人になった時に必要な「チーム力」を磨く勉強になるよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そうやって伝えました。
確かに忘れ物をした人がいけないのかもしれません。
その人はその人の成長があります。
しかし、他の人にも視点を変えれば成長できることがあります。
「俺は関係ない」「私はしっかりしている」
から
「どうしたらチームがさらに良くなるのか」
という考えが生まれます。
そのまとめを黒板に!
さて
どうなったかは
次回の黒板で!
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