「成長の法則」失敗を受け入れると成長する。失敗しても自分を守ろうとすると失敗は失敗に終わる。
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人は誰だって失敗をします。
失敗しない人間はいません。
しかし、人は失敗したくないと思ってしまう。
絶対に避けられない失敗をどう受け入れるかで人生は変わってくると思います。
今日は、子供たちから学んだ
失敗と成長の法則をご紹介していきます。
赤ちゃんが失敗を繰り返して成長できる理由
赤ちゃんって、ものすごく成長が早いですよね。
いつのまにか寝返りができるようになって
はいはいができるようになって
なんとか立ち上がって
よちよち歩き出す。
四足歩行から二足歩行への進化を短時間で行ってしまう。
しかし
それは失敗の連続です。
何度も立ち上がろうとしては転び
何度も歩こうとしては転んでいました。
しかし赤ちゃんはその時はギャン泣きしても
何度も何度も何度も何度もチャレンジをし続けました。
だからこそ、今私たちはこうして歩くことができるのです。
ではなぜ、赤ちゃんは何度も何度も失敗をしても受け入れて挑戦できたのでしょうか?
それは
思考がまだ発達していないから
だと考えられます。
人間の生まれながらにして持っている恐怖はたった2種類しかないことがわかっています。
それは、
①落下する恐怖
②大きな音に対する恐怖
だけです。
それ以外の恐怖(失敗の恐怖、お金に対する恐怖、対人関係の恐怖・・・)は
人間の思考が作り出しているのです。
だからこそ、赤ちゃんは
なんどもチャレンジできると言われています。
赤ちゃんじゃなくても失敗は成長に変えられる。
では、思考が発達してしまった小学生や大人は
失敗を恐れて成長できなくなってしまうのでしょうか?
答えはNO!です。
失敗に対する「思考」を変え「行動」を変えることで
赤ちゃん以上に成長することもできます。
子供に学ぶ失敗をした後の行動
最近、私のクラスでこんなことがありました。
私のクラスでは水筒を持ってきたらクラスの専用の棚に入れることになっています。
落ちないように水筒の紐を水筒に巻きつけておくことが決まりになっていましたが
巻いていない子も数名いました。
そんな中、一人の子がお茶を飲もうと自分の水筒を引っ張ったところ・・・
水筒に他の子の紐が絡まっていて
落としてしまいました。
紐を水筒に巻いていないのも悪いのですが
その水筒の蓋が割れてしまいました。
そんなとき、その子はこんな行動をとりました。
①すぐに割ってしまった水筒の持ち主に謝罪。
②すぐに先生に割ってしまったことを報告。
ここまでの時間が尋常じゃなく早い。
さらに
言い訳をしない。
泣きながら、「先生。水筒を落として割ってしまいました」
と正直に話す子供。
それを見た時「あ、この子はちゃんと失敗を受け入れているんだな」と感じました。
怒られるかもしれないという恐怖もあったでしょう。
友達に謝るには勇気も必要でしょう。
水筒を割ったとなれば、保護者にも連絡が行ってそこでも怒られるかもしれないと感じたでしょう。
そんな様々な恐怖を「受け入れた」からこそすぐに対応できて
成長へと繋げることができたのだと思います。
逆に同じことがあっても
成長できない人もいます。
・割れたのに気づいてもそのままなかったかのように戻しておく
・「お前が紐を巻いてないからだ」と相手を非難する
・子供だけで謝ってごまかそうとする
・怒られたくないので先生や保護者にいうのをためらい、黙っている
そんなことは子供の思考にもあったと思います。
しかし、そうやって
失敗しても「自分だけを守ろう」とすると
失敗は失敗に終わります。
失敗を受け入れる強さを持ちたいものですね。
失敗を受け入れられるようになるワーク
がうまくいかなくなると、その責任を誰かになすりつけようとするのが人間の性なのです。
これは聖書にあるエデンの園のお話にも登場します。
神がアダムになぜ禁断の果実を食べたのか聞くとアダムはイブのせいだと答えます。
神がイブに尋ねると、イブは蛇のせいだと答えます。
しかし、状況は全く変わりません。
次に何かに失敗した時は、誰の責任かではなく、なぜ失敗したのかと考えるようにしましょう。客観的な姿勢があれば次はもっとうまく行きます。
その方法として以下の9つを自分に問いかけて見てください。
1. 失敗から何を学ぶべきか
2. 失敗が経験になったと思えるか
3. 失敗を成功に変えることができるのか
4. 実際これからどうすればいいのか
5. 同じような失敗をした人はいないのか、その人に助けてもらえないか
6. 私の経験が、将来他の人の失敗を防ぐのに役に立つことはないか
7. 失敗したのは他人のせいか、状況のせいか、自分自身のせいか
8. 本当に失敗したのか、それとも非現実的な要求に応えられなかっただけなのか
9. 何がうまく行き何がうまくいかなかったのか
ぜひ試して見てください。