ほんとうに子どもの幸せを願うなら依存させてはいけない。「あの先生が良かった」「あのクラスが良かった」から次のステージへ。
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教育関係の仕事をしていると、「子供に対する想い」の話をよくしたり、よく聞いたりする機会があります。
これはある時、教員仲間とご飯を食べていた時に話していた内容です。
その教員仲間と「理想のクラス」とはどんなクラスか
という話で盛り上がっていました。(その時点でお互い教育熱はすごいですよね笑)
その人の理想のクラスはこうでした。
子供と1年関わった時に、「今までで一番最高のクラスだった」って言ってもらいたい。
そして、次の学年に上がっても、大人になっても
「あのクラスは良かったよな!あの時めっちゃ楽しかったよな!あの時に戻りたいな」と盛り上がるようなクラスにしたい。
確かにそれ、わかります。
教師たるもの、自分のことを一番好きだと言ってもらいたいし。今までで一番いい先生だったと言ってもらいたい。
これは教師だけではなくて、父親、母親も同じことがいえるのではないかと思います。
できれば自分の子供に
「うちの母親は世界一だ!」「私の父親は他のどんな人より素敵だ!」と言われたいですよね。
でもね・・・
この考えは結構まずい考えなんじゃないかなと思っているんです。
私の考える「理想のクラス」は
子ども達が自分の元を離れたとき、『次は自分がハッピーなクラスを作るんだ』『どんな環境だって自分で自分の幸せを見つけられるんだ』と思える子が続出するクラスです。
「あの頃に戻りたい」とか「あの先生が良かった」と思ってもらうのは
とても嬉しいし幸せなのですが
それを言わせてしまったら、クラス作り、人作りとしては失敗だと思います。
それを言うということは、その子はその年という【過去】にすがって
過去が一番幸せだったと感じながら【今】を生きているからです。
その過去にいくら戻りたいと思っても
戻ることはできません。
どんなクラス、どんな先生になったとしても幸せに【今】を生き
今が人生で最高の時!と笑って言える。
そんな人作りを目指しています。
大切なのは「受け持った1年うまく授業やクラス作りをする」よりも
【その後の子供達の人生】です。
1年うまくクラスを回せたからOKではありません
本題に入ります。
もうこのクラスの終わりの日まで2ヶ月を切ったある日。
残りの2ヶ月で、
最幸の思い出と最強の自信
を持って、自分の元を離れて欲しいと思い、クラス会議をしました。
今までもたくさんの思い出を作ってきましたが
もっと幸せで、思い出に残ることと
それを通して「幸せは自分で作れる」という自信を手に入れるための会議をしました。
どんな会議になったのかはこちらです