クラス作りのポイントは「目標」と「共有」。目標の立て方と行動の仕方。〜目標を立てる前にすべきポイント篇〜
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前回
残りの2ヶ月で、
「このクラスでよかった!!」という最幸の思い出と「これからは自分で幸せを作っていける」という最強の自信
を持って、自分の元を離れて欲しいと思い、クラス会議をした内容をお伝えしました。
すると、子供達が本当に生き生きし始めます。
朝から雰囲気が良く、授業もしっかり受けている。クラスの子ども同士の仲も良い。
明らかに
「何気なく生活している時期」
よりも
イキイキしている。
これは間違いありまりません。
これは、子どもの実力や考え方などの「子どもの実態」に、子どもが立てた「目標」が合致したからだと思います。
そして、その目標がしっかりと共有できたからだと思います。
当たり前ですが、「目標」の立て方はとても大切です。
それは、クラスのみならず
会社のチームであっても家族であっても大切です。
今回は、私が意識している「目標の立て方と共有の仕方」をお伝えします。
◆目標を立てる前に行うべき「現状把握」の大切さ。目標から引き算ではなく、現状から足し算の考え方◆
まず、目標を立てる前に「現状把握」をすることが大切です。
これを行わないと、自分たちにあった目標が立てられません。
目標を立てる場合、多くの人が、「理想の姿」から逆算をして目標を立てると思います。
会社の「ノルマ」
これは個人本人の現状に関係なく会社の「理想」から逆算して個人に「勝手に」割り振られてしまいます。
それに対してモチベーションが上がるのは、その「ノルマを達成できそうな人だけ」です。
それではモチベーションに差ができてしまい
全体の雰囲気は逆に悪くなる場合もあります。
子供の場合は特に顕著でモチベーションが高い子を羨み、自分の出来なさに落ち込み
離れていきます。
だからこそ「足し算」の考え方です。
今の集団はどれくらいの能力があって、それを全員がどれくらい認知しているのか
それをリーダーがしっかり把握して、全員に認知させる必要があります。
その現状を皆が理解して初めて目標を立てることができます。
例えば
チーム全体で山登りをしよう!となった場合
全員ハイキングしかしたことないのに
いきなり「富士山に登ろう!」と目標を立て、日程を決め、逆算して
「来月までに高尾山を登るぞ」と言われてもモチベーションは上がりませんよね。
大切なのは、理想からの「引き算」ではなく現状からの「足し算」。
今の現状から積み上げていける目標を立てることです。