これからの時代の生き方。空気を読むより空気を作れる人になろう。イチ教師がビジネスを学ぶ理由
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以前、指示待ち人間になるな!という記事を書きました。
その記事はこちら↓
指示待ち人間製造機になるな。良かれと思って差し出すその手が、相手の未来を奪う。子供を指示待ち人間にさせない方法 - 現役教師が小学生の子ども達に毎日送るハッピー黒板
なぜ、このような記事を書いたかというと
これからの時代、指示待ち人間は不要となるからです。
私は、教員をしていながら
休みの日や通勤中(訳あって電車で1時間以上)に
かなり勉強をしています。
自分が言うのもおこがましいですが
控えめに言っても
かなり勉強しています笑
なんの勉強かというと
「指導法」「授業づくり」「学級経営」だけではなく
「コーチング」や「心理学」
一番は「ビジネス」を学んでいます。
先生がビジネス?
意味ないよね?と言われそうですが
全くそんなことありません。
教員は
とても特別なコミュニティです。
悪い言い方をすると
その中だけで生きていけてしまう。
つまり、世間のことをあまり知らなくても
教科の指導はできてしまうし
一生食っていけるのが教員です。
しかし私たちは
これからの社会を生きる人間を育てています。
育てている子供達は、これから社会に出て働き始めます。
そんな子どもたちを育てているのに、教員が社会のことを何も知らなかったら、何を教えるのでしょう?
そして、なぜ私がビジネスを勉強しているかというと
これからやってくる社会を学ぶためです。
今から少しこれからの社会の話をします。
現在は「情報化社会」と言われています。
これは、コンピュータの発明により
世界のどこにいても、情報を受け取れる時代です。
そして、一番の革新は
「誰もが発信者となれる時代」がやってきました。
昔は、テレビ、新聞、ラジオが情報を操作し、発信してきたものが
YouTubeやfacebook、Twitter、LINE、Instagram等が普及し
誰でも思ったことを発信できるようになりました。
つまり、誰もが言いたいことを発信して
誰もがやりたいことをやりやすい時代となりました。
そして、さらに革新が起きています。現在進行形で革新し続けています。
それがAIの台頭です。
それにより、現実と仮想現実の融合が起きています。
これにより、
タクシーは勝手に走り
コンビニやお店は店員が不要になり
ホテルマンは不要になりました
家も3Dプリンターで作れます
そうなった場合
多くの人が悲観します。
全ての仕事をAIやロボットに奪われてしまう。
そんな風に。
しかし、見方を変えてみると
実は生きやすい世の中になってきています。
見方を変えると
これからの社会は
「やりたくないことはロボットがやってくれる」時代になるということです。
裏を返すと
「やりたいことを形にして食べていけるスキルとコミュニケーション力があれば好きなことをして生きていける」時代なのです。
これは大げさでもなんでもありません。
2016年に世界経済フォーラムの中で
65%という数字が話題となりました。
この数字は「いまの小学生が、大人になるときに、今はない職業についている可能性」
を表しています。
つまり、
指示を待っている人はどんどん職を失い続け
やりたいことを発信していける人は職を作り続ける
ということです。
ここで問題になるのが
日本人特有の文化「空気を読む」です。
島国特有の文化であり
言葉を交わさなくても、相手の感情や空間の空気を読むことができるのは
日本くらいなものです。
しかし、空気を読み、周りと合わせているだけでは
今後は生きていけない時代が目の前までやってきています。
周りがやっているから
周りに合わせて
周りと同じように
の時代は終わりました。
これからは空気を作る時代です。
大企業の元で指示を受け、その指示通りに動ける人を育てる時代とは違います。
自ら考え、発信して、空気を作れる人を育てなければならないと私は思っています。
話は
授業に戻ります。
英語の授業。
小学3〜4年生くらいまでは
英語は楽しく歌って、楽しくはしゃげる時間でした。
しかし、英語が重視され始め
中学校の内容が、小学校に降りてきました。
5年生くらいになると
結構難しい内容が始めります。
そして、「喋れない」「大きな声で言うのが恥ずかしい」
そんな「恥ずかしい」が蔓延します。
特にびっくりしたのが
隣のクラスと合同授業を行った時。
いつもは、テンション高い子供でさえ
普段は発言する子供でさえ
あれ?
今日はお葬式かな??
ってくらい静かでした。
そこで、
クラスのみんなに「これからの社会」の話をして
「空気に流されるより、自分たちで理想の空気を作れる人になろう!」
と声をかけました。
そして迎えた次の合同授業
子供たちは
見違えるように積極的に授業を行なっていました!!!
そして、完全に隣のクラスの空気を飲み込み
とても楽しい授業になりました。
その時書いた黒板がこちらです。
人生は作れる!