自分の思いががうまく伝わらない方へ。努力しても認めてもらえない方へ。伝え方を工夫しよう。
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前回、コミュニケーションについて書かせていただきました。
「何を喋るか」より「どんな表情か」を意識すると劇的にコミュニケーション能力が向上します。
今回も円滑なコミュニケーションについて書きたいと思います。
皆さんはこんな経験ありませんか?少しチェックして見てください。
①「何度言ったらわかるの!!前も言ったじゃない!」
と怒鳴ってしまったことがある。
②一生懸命やったつもりなのに「ちゃんとやれ!」
と言われたことがある。
③努力しているのに、なぜか周りが認めてくれない
どうですか?
私は過去にそんな経験がたくさんあります。
教師になると、特に①はよく起こります。
何度言ってもできない、何度伝えても反応が変わらない。
そんな時期がありました。
でも、コミュニケーションをしっかり学んで
伝え方を少し変えるだけで
しっかり伝わることがわかりました。
また、
②一生懸命やったつもりなのに「ちゃんとやれ!」
と言われたことがある。
③努力しているのに、なぜか周りが認めてくれない
に関しても、経験があります。
今回は、そんな経験がある方に向けて「コミュニケーション」について書こうと思います。
今回、クラスの子供達は
②のパターンになっている感じがしました。
そのときに書いた黒板はこちら
音楽会の練習。
学年が揃って練習すると
確かに、他のクラスと比べて頑張っているように見えない
コミュニケーションを勉強していなかったら多分こう言ってしまっていたでしょう。
「他のクラスは頑張っているぞ!なんでしっかり歌わないんだ!ちゃんとしなさい!学年みんなで歌っているんだぞ!他のクラスを見習いなさい!」
しかし、コミュニケーションを学んで
伝え方を学ぶと、違った視点が見えてきます。
これは、本人たちが頑張っている、いないに関わらず
そう見えてしまっている
だけだという事実です。
だから、教師としては「ちゃんとやれ!」「もっと頑張れ!」は
最低な言葉です。
頑張っている人にさらに頑張れは
追い込んじゃいますよ。
私は、こんな風に伝えました。
言葉ではこんな風に伝えました。
先生「みんな、歌めっちゃ頑張ってるよね?」
子「うん。頑張ってる」
先生「先生もそう思うんだ。それでね、昨日の練習が終わって、職員室に帰って学年の先生や、他の先生と話をしてたらね、5年生がすごく歌がいいって話題になったよ」
子「おお〜!」
先生「でもね・・・名前が挙がるのが、他のクラスばっかなんだよ。先生ちょっとイラっときてねw。さりげなく3組もよかったですよね!って言ったんだよ。そしたらどうなったと思う?」
子「どうなったの?」
先生「『そうだね〜3組もよかったよね〜。』って言ってくれたんだけど、すぐ他のクラスの良いところ探しに戻ってしまった・・・。
なんか先生悔しくてね。みんなは頑張ってるでしょ?でもそれが、見てくれている人には伝わってないみたい。それってめっちゃもったいない気がするんだよね。」
心で思っていることがそのまま相手に伝わる訳ではありません。
特に心は目に見えません。
なので本当に伝えたい場合は、「意識的に」伝えようとしないと届かないことがあります。
そのために必要なのが
前回もお伝えした「表情」です。
人は無表情だと、怒っているようにとらえるようです。
だから、真剣に無表情で歌っていると
「楽しくなさそう」「つまらなさそう」と伝わります。
そのときに、少し口を大き開けて、呼吸に合わせて縦に揺れて、口角を少し上げるだけで
「楽しそう」「音を捉えようとしている」「しっかり空気を吸い込んでいる」
と伝わります。
でも、本人の真剣度は変わっていません。
ということは
伝え方や伝わり方を勉強するだけで
大きく改善できます。
伝え方の勉強してますか?
コミュニケーションの勉強してますか?
これは、先生のみならず、人と接する仕事をしている
人と接して過ごしている人なら必須な能力です。
子供よりも大人の方が必要かもしれません。
私も、月に2日、週末を利用してコミュニケーションについて教えています。
また、その仲間とともに勉強しあっています。
もうすぐ、その週末の勉強会の1day講座があります。
コミュニケーション能力を身に付けたい方は
一緒に参加しましょう!