フォーカスを知ることで、行動は変えられる。長縄練習で学べるお互いの価値観を理解すること
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私の学校では、
今の時期長縄を体育で行なったり
長縄大会が学校で行われます。
勝負事は、子どもたち大好き!
なので子どもたちは必死に回数を競い合っています。
しかし、ここである問題が発生しました。
私のクラスには
悩みがあると、悩みをボックスにいれ先生とやりとりができる
お悩み・質問ボックスがあります。
詳しくはこちら。
そこに入っていた内容がこちら。
1月17日の3時間めのながなわの練習の時
AちゃんがBくんに「Aのせいでれんぞくとびが出来ない」
「自分のせいになるから出来ない子チームに行って」
と言っています。Aちゃんがかわいそうです。
この時私は一瞬怒りを覚えました。
友達のことを大切にしないなんて!
これはいけない!
指導しなくては!
言ってしまった子はこのまま成長すると
人をけなすようになる!
と。
しかし、そこは「はじめてらす」
で勉強しているコミュニケーションの考え方をつかいました。
はじめてらすとは?
やりたいことがあるけど続かない。 何をやればいいかわからない。そんなかたに【はじめてらす】 | さとるブログはじめました(さとログ)
このA君は
確かに言葉悪くBさんを責めています。
それは確かにいけないことです。
しかしA君自身が悪いわけではありません。
ただフォーカスする部分が
こちらの意図しているところとずれていただけです。
A君は
「たくさん回数を跳んで、他のチームに勝つこと」
にフォーカスが向いていました。
なので、上手く跳べない子に対して
イライラしてきつい言葉になったのです。
だったら
その子に「そんな言い方するな!」「相手の気持ちを考えなさい」
と指導する前に
「そうやってBさんに言っちゃったのは、勝ちたかったからだよね?だからイライラしたのかな?」
と声をかけることができます。
それから、自分やクラスの価値観(どこにフォーカスをしているのか)
を話をします。
今回だったら
「長縄を通してクラスの仲を深めたい」
です。
今回の場合
「勝つこと」と「クラスの仲を深める」
は密接に関わっています。
楽しい雰囲気で失敗しても大丈夫という空気があれば
勇気を出してチャレンジできます。
逆に
失敗してはいけないという雰囲気では
パフォーマンスは低下します。
なので
Aくんの
「勝ちたい」というフォーカスを認めつつ
「先生は、勝ち負けも大切だとおもうけど、
クラスの仲がより深めるための機会にしたい」
という自分の価値観をつたえました。
そして、勝つこと、クラスの仲を深めることを両方達成できる方法として
「楽しくてチャレンジできる空気をつくること」
をBくんに提案してみました。
すると、
やはりその子の行動は変わるのです。
叱る、怒るは簡単です。
大人の方が強いから。だからそれに頼るのは最終手段。