ハッピー黒板をやめて1ヶ月が経過しました。子供に全てを任せて見えてきた世界
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・ハッピー黒板誕生秘話
・褒めない叱らない教育を
・いなくなって初めてその人の本質
・1年最後の日。子供との涙の別れ
ハッピー黒板と言うブログを書いていながら
今現在、私はハッピー黒板を書くのをやめています。
なぜハッピー黒板を書かなくなったのか
その理由は以下のブログをご覧ください。
簡単に説明すると
子供主導でやっているように見せて、
子供も自分たちでやっているように思っていたけれど
先生が全てお膳立てしていた時期から
本当に子供が自らクラスを作って行こうと思い
子供たちが自ら動き出すまで
信じて待つスタンスに切り替えました。
もちろん
子供から「アイデアが欲しい」「どんなことをやって良いか分からないから教えて欲しい」と言われれば、一緒に考えますが
「子供の思いが先」
私自身は終わりが迫ってくることが分かるので
焦りますが、子供たちが本当にこのクラスを最高のクラスにしたいと思うまで
私は待つようにしました。
分かっていたことだが進むスピードは遅い
信じて待つと子供たちにも言った手前
こちらも腹をくくるしかないと
自分自身に言い聞かせました。
最後のハッピー黒板の代わりに
子供たちにこんな手紙を書いたのですが
この手紙を配ったからって
いきなり子供のやる気スイッチが入って
クラスの雰囲気がガラッと変わるわけでもないのです。
ハッピー黒板をやめてから1週間のことを詳しく書いた記事はこちらです。
簡単に概要を書くと
ハッピー黒板を辞めて1日目「不安」
ハッピー黒板をやめて2日目「焦りと兆し」
ハッピー黒板をやめて5日目「新たな気づき」
です。
↓
ハッピー黒板をやめて1ヶ月。子供に全てを任せて見えてきた世界
ハッピー黒板をやめて1ヶ月が経ちました。
現在の心境と、子供たちの様子を少しお話しようと思います。
現在の心境①
ハッピー黒板を書かないこのへの罪悪感が減りました。
まだまだこの罪悪感は完全に拭きれませんが
少しずつ減っています。
「なんで勝手に黒板書いておいて、書かなくなって罪悪感感じてんの?」
と読者の方は思うかもしれませんが
ハッピー黒板は私にとっても
実は大切なものだということに辞めてみて初めて気がつきました。
子供がハッピーになってもらいたいと願って
目の前の子供に「来てくれてありがとう」「愛しているよ」を伝えるために
ハッピー黒板を書き始めたのですが
その子供のためのハッピー黒板は
私自身のためにもなっていたのです。
悩まずにスラスラと黒板をかける自分
=子供のことを常に見て考えている自分だ
子供のために時間を使い、この黒板を書いている自分
=本気で子供と向き合っている自分だ
そんな風に自然と思い、自信担っていたのだと今では思います。
なので、ハッピー黒板を書かなくなった時
罪悪感が生まれたのだと思います。
心境②
ゆっくりの変化を見守る勇気がつき始めました。
信じて待つって実は意外と難しいです。
受験生を見守るお母さんなどはこんな心境なのだと改めて思いました。
どうしても「間に合わなかったらどうしよう」という焦りが出てしまい
こちらから口出しをしたり
こちらから何かをしようとしたりしてしまいます。
しかし
間に合わなかったらそこからも学びがある。
そう思えるようになり
そこを伝える1年になっても素晴らしい経験だと思えるようになりました。
最高の学級になるのか
そうでない学級になるのか
それは、子供たちが行動することであり
私はそのサポートしかできません。
心境③
今の自分にできることが見えて来ました。
今の自分にできること
それは「知らせること」「気づかせること」
だということがなんとなく分かって来ました。
ドラクエで例えていうなら
主人公=子供たち
です。
私はというと
武器商人
や
宿屋のおじさん
といったところかと思います。
あのゴーレム倒したいんだけど
お主のレベルでは、この武器が良いぞ。
ただ、そなたが身につけるにはレベルが足りない。
その前に、スライムを5回倒せば、レベルが上がるぞ。
それと、魔法系の仲間を連れて行くとゴーレムは倒しやすい。
こんなイメージです。
それを教室のことで置き換えると
忘れ物0になったら最高にハッピーなクラスになると思うんだけど
なるほど。
いきなり0には難しいから、
1日忘れ物全員で10個以下とかを目指すと良いぞ。
それと、Aちゃんが同じ考えをもっていたから、一緒にプロジェクトをやるといいよ。
こんな感じです。
また
定期的に
「このまま6年生が終わったら、『最高ハッピーなクラスで一生思い出に残るな〜』って自信を持って言える人〜〜」
と聞くようにしています。
日々忙しいと
本当の最終目的を忘れてしまいがちになってしまうので
そこを思い出すように子供に伝えています。
すると、一部の子が
積極的に新たなプロジェクトを動かし始めようとするようになりました。
無理やり伸ばそうとせず
でも、しっかり見守る
そんな立ち位置でこれからも頑張っていこうと思います。