「腹を括ると見えてきた景色」ハッピー黒板を辞めて1週間が経ちました。その心境と子供の変化
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現役教師が小学生に毎日送るハッピー黒板
そんなブログを書きながら
現在ハッピー黒板は休止をしています。
ハッピー黒板ってなに?という方はこちら
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ハッピー黒板誕生秘話〜アートっぽくない。おしゃれでもない。でも思いがある。ハッピー黒板はこうして生まれた〜 - 現役教師が小学生の子ども達に毎日送るハッピー黒板
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ハッピー黒板休止のお知らせ〜失敗から失敗をして、子どもを本気で幸せにするために決意した話〜 - 現役教師が小学生の子ども達に毎日送るハッピー黒板
今日は、1週間ハッピー黒板を辞めてみて感じた心の変化と子供の変化についてブログを書こうと思います。
ハッピー黒板を辞めて1日目「不安」
私は、ハッピー黒板を教員になってから毎日書き続けていました。
なので、朝学校に来た時に何も書かれていない黒板を見ることは1度もありませんでした。
それが、今日学校に行き、電気をつけると何も書かれていない黒板がポツンと。
掃除の後も残っておりどちらかと言うと少し汚い黒板でした。
最初に浮かんで来た感想は「これで子供達は朝来た時にハッピーな気分になるのだろうか?」
と言うことでした。
続きは、このブログに書いてありますのでよかったらご覧ください。
子供達に向けた最後の手紙〜ハッピー黒板を初めてやめた日の心境と葛藤〜 - 現役教師が小学生の子ども達に毎日送るハッピー黒板
黒板は書かなかったものの、手紙という形で自分の最後の思いを伝えました。
子供たちは私が伝えたいことをわかってくれるだろうか?
自分たちの持っている力を、自分たちが信じて、自分から動き出してくれるのだろうか?
そんな不安を覚えた日でした。
ハッピー黒板をやめて2日目「焦りと兆し」
信じて待つというもどかしさ
信じて待つことの大変さを痛感しました。
何かあると、すぐに口出ししたくなります。
すぐに提案したくなります。
すぐにアドバイスしたくなります。
それは、私自身に「知識」と「解決策」を持っているから。
そして、子供達よりも長く生きているぶん「その後を予想できる」からだと思いました。
でも、
この焦りや不安ってお母さんも一緒なのかもなと思いました。
お母さんだから、子供のことはよくわかっている。
そして、子供達よりも長く生きている分その後を予想することができる。
だからこそ
勉強しなさい!!!!!!!
そんなことしたらダメじゃないの!!!
いい加減にしなさい!!
早くしないと〇〇できないよ!!!
と思わず口を挟んでしまうのではないかな〜と思いました。
しかし、私は、一度「みんなの思う素敵なクラスをみんな自身で作っていけ!先生はみんなからの要望があったらなんでも助ける。まずはみんなから動き出せ!」と伝えているので
子供達が動き出すまで信じて待ちます。
これがまたもどかしい・・・
普段ならこんな言葉かけをするな〜。とか
リーダーにこそっと話かけて気づかせるな〜。とか
色々客観的に今までの自分を振り返る時間になりました。
しかし、そんな中で
「先生。給食食べ終わったあとに運動会でやる演舞をみんなで練習したいので、動画流してくれませんか?」
そうやって提案してくれる子が現れました。
「よしきた!!」と言わんばかりに、即行動ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
そんな一つ一つの子どもの前のめりになる姿が嬉しいのなんの!!!笑
大人目線、教師目線でいえば
まだまだやれることはたくさんある。
でも、無理やり引っ張っていくのではなく、進みは遅いですが、じっくりゆっくり進んだり戻ったりしながら子どもたち自身が進んで作るクラス。
それも一つの幸せのカタチなのかなと感じた2日目でした。
ハッピー黒板をやめて5日目「新たな気づき」
3日目、4日目と、子供達の「こうしたい!」が増えて行きました。
「リレーの練習がしたいから休み時間に見て欲しい!」
「給食後の空いた時間の5分でリレーの攻略法を教えて欲しい(私が体育が専門なので)」
「前クラスで決めた目的達成のための小テスト練習を国語の最初にやりたい」
私はその度に「よしきた!!」と即行動。
こちらが教えるより、進みは遅いかもしれないけれど、子供達は前のめりにクラスに関わるようになってきました。
大切なのは、「自分が楽しむこと」
その中で気づいたことがあります。
それは、「自分自身がクラスを楽しむと、子供も前のめりになってくる」ということです。
ハッピー黒板をやめてから数日は、どちらかというと「不安」や「焦り」「もどかしさ」が先走り、自分自身が クラスを楽しめていませんでした。
しかし、3日目くらいから信じると決めて、自分が今まで使っていた心配やもどかしさ、もっとこうしたいというエネルギーを、目の前の子供と楽しむことに使えるようになってきました。
一度信じて待つと腹をくくって、信じて待ちながらも目の前の子供と楽しんでいたら、子供の方からどんどん提案が生まれてきた。
そんな感覚です。
これって子育てとも似ているのかな〜と思っています。
子供が勉強しない。
子供がいうことを聞かない。
子供の将来が心配・・・
こんな風に思っているお母さんの頭の中は「不安」「焦り」「もどかしさ」でいっぱいなのではないでしょうか?
もちろん、生まれてきた時には全てお母さんが支えなければ行きていけません。
なので、どんな時も無償の愛を与え続け、見返りを求めずに支え続けてきました。
しかし、大きくなり、言葉を喋り、思いを伝えられるようになると
どうしても「わかって欲しい」という思いが出ます。
自分が大切に大切に育てた我が子が、幸せになって欲しい。
自分が大切に大切に育てた我が子が、豊かな暮らしをして欲しい。
そう思えば思うほど、どうしても
勉強しなさい!!!!!!!
そんなことしたらダメじゃないの!!!
いい加減にしなさい!!
早くしないと〇〇できないよ!!!
↑
こんな風に声が出てしまうんだな〜。そう思いました。
これは、表面上は怒っているけれど、根底は「愛」からきているものなのです。
でも、それを子供になかなか直接伝えられない。
本人から伝えてもなかなか伝わらない。
そんなことがあるかもしれません。
そんなことがあれば、お父さんや周りの大人の力を借りるべきです。
お父さんから「なんで、お母さんが怒るかわかるか?お前を愛しているからなんだぞ」と言ってもらえたら、子供に刺さるかもしれません。
そんな講演もよくしていたので、もし周りに「そう言ってくれる人がいない!」という方は直接メッセージをください!
こちらからメッセージを直接送っていただけます。
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